忠清南道・瑞山市の秋の日、SKイノベーション初となる電気自動車用バッテリー工場の竣工式が、地元産業団地の一角で執り行われた。

当時、SKグループはバッテリーを未来の中核成長エンジンと位置づけていた。その推進の中心人物が、当時の最高経営副会長である崔在源(チェ・ジェウォン)氏である。式典の場で彼は、SKが本格的に電気自動車バッテリー市場へ参入することを正式に宣言した。

式典にはSK幹部だけでなく、将来的な協力を協議していた海外パートナーも出席していた。その中にはコンチネンタルAGも含まれており、戦略的協業の可能性が公に言及された。SKイノベーションとコンチネンタルによる合弁会社(JV)設立計画にも触れられた。

その瞬間、これは単なる技術協力に留まらないことが明らかだった。
構想されていた協業は、バッテリーセルだけでなく、バッテリーモジュールやバッテリーマネジメントシステム(BMS)統合にまで及んでいた。

JUGOはある重要な気づきに強い衝撃を受けたと振り返る:
瑞山工場は単なる生産拠点として設計されたのではなく、グローバル協業の基盤として位置づけられていた。

このJV計画の発表は、SKがより広範なグローバル展開戦略へと踏み出す出発点となった。EV産業がまだ初期段階にあった時期にもかかわらず、SKはすでに主要部品メーカーやシステム企業との協力を模索し、グローバル市場への参入を加速させる戦略ロードマップを描いていた。

瑞山工場は、ただの工場ではなかった。
それはSKバッテリーのグローバルな野心が本格的に始まった瞬間だった。

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